2階層の相部屋にて〜猛撃が過ぎ去ったあとの静けさ〜

「お前場合、来て直ちにやけに盛り上がってたみたいだけど」
 二階の相部屋では一人だけ会議に参加していなかったM・Tが相変わらずの呆れ顔で言った。
「お前も侵入すれば良かったのに。各週月曜日だけ菓子のお日様になったから食べたきゃ食べて良いぞ」
 M・Tはみっともない結果に僕を巻き込むなと言わんばかりの高慢な面構えで首を側に振り続けた。気付けば二十三内をとっくに回っている。そういうやる気密やかではないM・Tとは裏腹に、入門初日にして道場の食事改悪法案を押し通した面々はどっかすがすがしい顔立ちになっている。
「いつまで不貞腐れてるんだよM・T。もしかしてお前、フルーツのほうが好きなのか?」
 N・Tが風貌を顰めた。
「特別不貞腐れてるわけじゃないけどさ。やたら恰好に乗らない方がいいんじゃないのか?」
 M・Tは人気を合わさずに頭からすっぽりと布団を被ったとおり続けた。
「これからのお前場合の振舞い工程じゃ隔週とかに陥るかもよ」
「お前、ビート悪くなったな。お前もしかして依然親父氏——」
 N・Tがバトルの火種に至るようなことを口走りそうになった点で僕は割って入った。
「いいよN・T。元々は僕が勝手に助言したことだから」
「ま、更に良いけど」
 一先ずM・Tは放っておくことにした。ロスミンローヤル クーポン